新年 明けましておめでとうございます。
皆様方におかれましては、日頃より、私ども法人の経営に際し、一方ならぬご理解とご協力を賜り、心よりお礼を申し上げます。
昨年は、9月に開催のラグビー・ワールドカップで強豪の南アフリカに日本チームが歴史的勝利をあげたニュースや、10月には日本人2人がノーベル賞を受賞するなど、日本人としての誇りが大きく喚起された年となりました。
このように明るい出来事が多くあった反面、私ども施設にとりましては、大変苦しい1年でありました。特に、介護報酬単価の減少の影響は大きく、新たなサービスを組み入れることで経営の安定化を目指してはいるものの、今も管内はもとより多くの事業者が頭を悩ませております。今後益々、介護施設のニーズが高まる中にあって、施設経営者には、最大の不安要素となっております。
とはいえ、施設の利用者やご家族の皆様方に喜んでいただける施設づくりの考え方には変わりなく、昨年は2ヶ年計画で札内寮の第1・第2寮棟それぞれに新しい食堂とリラックスできる共有スペースの整備を終えたところであります。また、年末には私自らが若手職員ひとり一人と懇談し、仕事上の悩みや職場での改善点を伺うともに、理事長としての想いも伝えたところであります。今後も、更なる職員の意識向上とサービスの充実を目指してまいりますので、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
本年も皆様方のご多幸とご健康を祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。
平成28年1月
社会福祉法人幕別真幸協会
理 事 長 遠 藤 清 一